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2012年10月27日(土)

「原発再稼働とめて」

女川・南三陸 高橋議員に被災者ら

宮城

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 宮城県入りした日本共産党の高橋ちづ子衆院議員は25日、女川町の党仮設事務所で被災者から要望を聞きました。高野博、阿部律子両町議、渡辺昌明衆院宮城5区予定候補が参加。同町役場で、阿部一正、東野眞人両副町長と復興公営住宅に関し意見を交わしました。南三陸町では、公立志津川病院の横山孝明事務長と懇談。大瀧りう子町議が同席しました。

 女川町の党事務所には30人超が集まり、高橋議員が国政報告しました。質疑応答で男性が口火を切り「高レベル廃棄物を10万年も保管するのは無理だと思う。末代まで影響が及んではいけない」と訴え。地元の東北電力・女川原発を再稼働しないよう求める声や風評被害への不安が次々に上がりました。高橋議員は、党の「即時原発ゼロ」の提言を紹介し「処分できない放射性廃棄物をこれ以上増やさないため、原発を止めることが大原則」と答えました。

 女川町の阿部副町長は、復興支援策を区域により線引きをしないことや、実態に合わない期限を付けないよう要望。町が来年着工する公営住宅200戸は、同年末に一部入居できると説明し、今後計790戸を計画しているとして「毎年切れ目なく住宅を建設することが重要」と強調しました。

 高橋議員は「線引き」問題などを取り上げた国会質問を紹介し、「即時原発ゼロ」提言を副町長に渡しました。

 志津川病院は今年4月、仮設診療所で診察開始しましたが入院機能は登米市内に移転しました。横山事務長らは「一日も早く外来と入院患者を一体で診療できるようにしたい」と支援を求めました。


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