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2012年10月23日(火)

首相が乱脈経営を謝罪

ベトナム国会 反汚職法改正へ

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 【ハノイ=面川誠】ベトナム国会(第13期第4会期)が22日に開幕しました。グエン・タン・ズン首相が政府報告を行い、国営企業の乱脈経営について、「政府の先頭に立つ者の大きな政治的責任を深刻に受け止め、国会、全党、全国民の前に政府の弱点と欠点を率直に認める」と謝罪しました。

 今会期は11月22日までの日程で、反汚職法を改正、強化するほか、首相、国家主席らへの信任投票手続きも決定する予定です。

 国会に先立ち1日から15日まで開かれたベトナム共産党第6回中央委員会総会は、汚職対策の強化や、国会選出・承認の役職(首相、国家主席、閣僚ら)の信任投票の導入を改めて確認していました。

 反汚職法改正後は、これまでの政府直属の汚職対策中央指導委員会(委員長=グエン・タン・ズン首相)に代わり、共産党政治局に属しグエン・フー・チョン書記長が委員長となる汚職対策委員会が反汚職活動を指導します。

 政府報告は経済見通しの中で、今年の経済成長率は9月まで4・73%、年間で約5・2%と目標を下回ると展望。インフレ率は9月まで5・13%、年間で約8%と目標内に収まると見通しています。2013年の経済成長率は約5・5%、インフレ率は約8%に設定しました。


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