2012年10月23日(火)

米兵の女性暴行に抗議

官邸前婦団連がリレートーク

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（写真）米兵による集団暴行事件に抗議して日本婦人団体連合会がおこなったリレートーク＝２２日、首相官邸前

　日本婦人団体連合会（婦団連）は２２日、首相官邸前で、米兵による集団暴行事件に対する抗議のリレートークをおこない、「安保条約も米軍基地もいらない」と訴えました。

　婦団連の堀江ゆり会長は、「今回の事件は氷山の一角で、警察に届け出ることもできない例がたくさんあります。首相は遺憾の意を表明しましたが、そんなレベルではすまない。米軍基地を撤去し、安保を廃棄するまで私たちは働きかけ続けたい」と訴えました。

　婦団連加盟の団体の代表がマイクをもち、「沖縄の空にはオスプレイが飛び、陸では米軍による犯罪が絶えない。沖縄では悲鳴のような声があげられ、連日抗議が続いている」（新日本婦人の会）、「米軍基地が居座り続けることで事件が繰り返されている。命と人として生きる尊厳を日米両政府が踏みにじり続けている。許すことはできない」（全労連）、「１９９５年の少女暴行事件のショックを忘れることはできない。国民の怒りは爆発しており、安保も米軍基地もいらないという声を受け止めてほしい」（全日本教職員組合）と語りました。

　リレートーク後、アメリカ大使館に各団体の抗議文を手渡しました。