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2012年10月22日(月)

生活保護

餓死者出させない

裁判連が集い バッシングを批判

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 全国生活保護裁判連絡会(生保裁判連)は21日、大分市内で全国各地の生活保護裁判と生活保護バッシング報道に便乗した利用抑制・保護基準引き下げを許さない取り組みを交流しました。

 生活保護バッシング問題の分科会では、生活保護問題対策全国会議の徳武聡子さんが芸能人バッシング報道を受けて6月9日に同会が全国6カ所で実施した緊急電話相談について報告しました。

 徳武さんは、当日の相談件数363件の約半数が「保護が打ち切られるのではないか」「親族に扶養を要求されて迷惑をかけるのではないか」などの不安を訴え、その中に「眠れない」「体調を崩した」などの声が多数あり、バッシングが新たな健康被害を拡大させたことを指摘。「マスコミは世間一般の“素朴な正義感”を利用して生活保護イコール不正受給のイメージを国民に植え付け、国は国民の生活全般に大きな影響を与える制度改悪を進めようとしている」とのべました。

 総会・交流会のまとめで竹下義樹事務局長(弁護士)は、保護基準引き下げについて「国民の生存権を突き崩すもの」と強調。「これ以上の餓死者・自殺者は出させない。引き下げを許さない運動を大きく広げよう」と呼びかけました。


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