2012年10月17日(水)
薩摩川内 原発ゼロの市長 共に
小池さん、「会」と懇談
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日本共産党の小池晃・政策委員長は16日、鹿児島県薩摩川内(さつませんだい)市の「さよなら原発 いのちの会」の堀切時子代表ら15人と川内原発の再稼働問題などで懇談しました。
同会は、21日告示(28日投票)の市長選に、山口はるき氏=無所属新・日本共産党推薦=を擁立します。共産党から、まつざき真琴県議、井上かつひろ市議が同席しました。
小池氏は、川内原発のある鹿児島での「原発はいらない」の一点共同の広がりについて「立場の違いを超えた住民運動が前進していることは、日本の政治を変えていく確かな力になる」とのべ「原発ゼロをめざす市長を誕生させるために日本共産党も全力を尽くしたい」と話しました。
参加者から、企業撤退による雇用不安などについても意見が出されました。
山口市長予定候補は「原発を誘致したことで農業が疲弊してしまった。自然再生エネルギーへの転換と農業振興を訴えていきたい」と話しました。
市内在住の女性(42)は「福島原発事故以降、住民が原発反対と言い始めています。はっきりした立場の山口さんだからこそ推していけます」と話していました。