2012年10月17日(水)

「原発即時ゼロ」政府包囲

全国連絡会１１・１１全国行動へアピール

　労働組合や民主団体などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は１６日、「全国各地から『いますぐ原発ゼロへ』の声をあげ政府・国会を包みこもう」と題する、１１・１１全国いっせい行動成功へのアピールを発表しました。

　アピールは、毎週金曜日の首相官邸前抗議行動や、呼応した全国１００カ所以上の原発に反対する行動のひろがり、パブリックコメントで原発ゼロを求める意見が９割をこえたことなど、「いますぐ原発ゼロ」を求める国民の声はより強固になっていると強調。財界とアメリカの圧力に屈して「２０３０年代に原発ゼロ」という方針の閣議決定さえ見送った野田内閣や、原発依存政策に固執する自民党、原発推進に回帰する電力会社をはじめとした「原子力ムラ」に、強い抗議の声の集中が求められるとしています。

　「原発推進勢力のまき返しを許さず、政府に『いますぐ原発ゼロ』を決断させる大きな節目の行動として『１１･１１全国いっせい行動』を成功させましょう」「『１１・１１全国いっせい行動』の成功をバネに、『原発ゼロの日本』にむけた共同をさらに前進、発展させましょう」と呼びかけています。