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2012年10月13日(土)

毎週全国行動

秋の夜空に「原発いらぬ」

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 官邸前行動に呼応した全国の原発ゼロを訴える行動も開始から7カ月余。子どもとともにコールする若い母親、元気いっぱいの青年、声をからす高齢者…。思いは一つになって秋の夜空に広がります。


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(写真)道庁前でドラムをたたき原発ゼロの思いを表現する青年たち=12日、札幌市中央区

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(写真)原発の即時停止を求めて抗議する市民ら=12日、名古屋市の関電東海支社前

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(写真)「関西電力、原発やめろ」と声を上げる市民ら=12日、大阪市

札幌

 札幌市の道庁前では、15回目となる行動が午後6時から8時まで行われ、300人が参加、参加者が次々とマイクを持って原発ゼロの思いを訴えました。

 同時刻に開催の「さよなら原発北海道講演会」で講演するジャーナリストの鎌田慧(さとし)さんも駆けつけ、「農協中央会は脱原発を宣言しました。農業者がもう我慢ならないと立ち上がったことは歴史的に意義のあることです」と訴えると、参加者からはひと際大きな拍手が起きました。

岐阜

 岐阜市では、JR岐阜駅北口2階デッキ前で「なくせ原発!自然エネルギーへの転換を」と書かれたのぼり旗を掲げ、「原発をなくし、安心安全なエネルギーに切りかえるときです」「一緒に声をあげましょう」と通行人らに呼びかけました。

 参加者は、リレートークや原発ゼロを求める署名、チラシを配りました。

 署名した女子大学生(19)は「原発はリスクが高く、危険。福井の原発からは岐阜は近いので心配」と語りました。

名古屋

 「原発ヤダヤダ、原発ポイポイ!」「いいことあらへん!」。名古屋市の関電東海支社前に集った300人ほどの市民らは、ドラムやジャンベなどの楽器のリズムに乗せて原発撤退のメッセージを唱和しました。

 市内での7日のデモ行進に2人の子どもと参加した女性(40)は、「高齢の方も参加していますが、私の息子の世代がかわいいからと声をあげてくれてうれしい」と話します。

大津

 滋賀県大津市の関西電力滋賀支店前の抗議行動には、約100人が駆けつけました。

 大津市内から参加した女性(55)は「この夏、ヨーロッパを旅行した時、小さな子どもを連れたドイツ人のお母さんが、原発事故が起きた日本のことをすごく心配してくれました。『ドイツは日本の事故から学んだ』という原発撤退の話をうかがい、日本でも『原発ゼロ』を実現するために頑張ろうと思いました」と語りました。

京都

 京都市の関電京都支店前(下京区)には、200人が参加。コールデビューした初参加の男性(21)は、「昨夏、被災地ボランティアに行き、子どもたちには原発は残せないと思った」と話しました。

 日本共産党の「『即時原発ゼロ』提言」受け取った女子学生は「ほんとにすぐになくしてほしい」と賛意を寄せました。

 共産党の石村かず子(3区)、かみじょう亮一(6区)両衆院候補も参加しました。この日は、ほかに府内6カ所で、アピール行動やデモ、署名宣伝が繰り広げられました。

大阪

 「原発いらない」「大飯を止めろ」。市民の声が大阪市の関西電力本店前に響き渡りました。日本共産党の山下芳生参院議員も参加しました。

 かぶり物をした女性、子どもを抱えるお母さん、仕事帰りの男性らが駆けつけました。労働学校で友達に誘われ初めて参加したのは吹田市の女性(28)。「JAも脱原発の方針です。すべての国民の声を聞けば原発は反対だと知るべきだ」と言います。

神戸

 12日、神戸市中央区の関西電力神戸支店前に150人が集まり、「原発いらない」などとコールしました。制服向上委員会会長の橋本美香さんが参加し、ギターを演奏し「原発さえなければ」を披露。「今も苦しんでいる方々のことを決して忘れずに脱原発の運動を盛り上げていきたい」と訴えました。

 発電機と投光器を持って参加した神戸市西区の男性(68)は「いったん事故が起きれば放射能がまき散らかされ、何万年も残る」と話していました。


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