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2012年10月13日(土)

IBM指名解雇を告発

JMIU 笠井・田村氏と懇談

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(写真)日本IBMの指名解雇の実態を告発する三木書記長(右から4人目)らと、応対する笠井議員(同3人目)と田村議員(同2人目)ら=12日、参院議員会館

 JMIU(全日本金属情報機器労働組合)の三木陵一書記長らは参院議員会館で12日、日本共産党の笠井亮衆院議員と田村智子参院議員らと懇談し、日本IBMで横行している指名解雇の実態を訴えました。

 日本IBMは、終業間際の午後5時ころに上司が労働者を呼び出し、「業務成績不良」を理由に一方的に解雇通告して、退社時間の5時36分までに社外に追い出す「ロックアウト解雇」を強行しています。7月からこれまでにJMIUの組合員11人に解雇通告を出しました。

 三木書記長は、「成績不良が理由だと言うが、経営上の都合による人減らしだ。新手の解雇攻撃だ」と訴えました。

 JMIU日本アイビーエム支部の大岡義久委員長と杉野憲作書記長、解雇通告を受けた松木東彦(はるひこ)さんが実態を告発しました。

 松木さんは9月18日の午後5時ころ、上司に呼び出されると、突然、解雇を通告され、私物を整理するよう迫られました。5時45分に、退社時間が過ぎたと社外に追い立てられました。翌日から出社が禁止されたといいます。残った私物は後日、段ボールで送られてきました。メールや書留で解雇通告が送られてきた組合員もいるといいます。

 笠井議員は、「明らかな解雇権の乱用だ」と指摘し、田村議員は「労働者の人権侵害を労働行政がただすべきだ。連帯して無法な解雇とたたかう」と述べました。


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