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2012年10月13日(土)

「東京維新」の帝国憲法復活賛成

「赤旗」報道に反響、維新動揺

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 東京都議会新会派「東京維新の会」(野田数代表)が都議会で、現行の日本国憲法を無効とし、戦前の「大日本帝国憲法」の復活を求める時代錯誤の請願に賛成したことが波紋を広げています。

 東京維新の会が橋下徹大阪市長の「日本維新の会」と連携しているため、「日本維新の会」の姿を強烈に印象づけたのでした。同会は民主・自民を離党した都議3人が9月10日に結成。定例都議会での“初仕事”が、大日本帝国憲法の復活を求めたことでした。

 報じた本紙5日付の記事が大きな反響を呼び、「しんぶん赤旗ツイッターコーナー」には6162件(12日午後6時)のツイートが寄せられ、「『しんぶん赤旗』の真価発揮ですね」などの声が寄せられています。

 ツイートには、「昨日の東京維新の会の記事、今朝のツイート数を見て仰天。4300超。…大ヒットですね」「右よりどころかメチャメチャ極右翼ですね。時代錯誤もいいところだ」などと書き込まれています。

 橋下徹・日本維新の会代表が9日、記者団に対し、「各地域のグループが自らの責任で活動することに、党本部の方であれやこれやとは言わない」と追認。ところが、翌10日には「大日本帝国憲法復活はどう考えてもありえない」と前言を撤回、東京維新の会が始末書を提出したことも明らかにしました。

 問題の請願は、南出喜久治国体護持塾長(京都市)らが6月に提出したもの。東京維新の会の野田数(当時は自民を離党し無所属)、民主党を離党した土屋敬之(無所属)の2議員が紹介議員で、天皇を元首として無制限に権力を与え、国民を「臣民」として、自由と権利を抑圧した大日本帝国憲法を美化しています。


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