2012年9月27日(木)
話し合いの場を
官邸前 「困っちゃう人々」切々
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貧困問題にとりくむ人たちがつくる「このまますすむと困っちゃう人々の会」は26日、首相官邸前で、社会保障改悪反対、消費税増税反対をかかげて11回目の「スタンディングアクション」を行いました。
手作りの横断幕やプラカードを持ち寄った110人の人々が「総理は私たちの声を聞いて」「私たちと話し合いの場を持って」と声を響かせました。
「ほとんど欠かさず毎水曜日の行動に参加してきた」と言う生活保護受給者の男性(43)は、「失業者があふれ生活が苦しいという人がたくさんいるいま、消費税を増税するなんて」と話します。
初めて行動に参加した男性(31)は、精神障害者保健福祉手帳交付者にはJRの運賃割引制度がない問題にふれ、「障害者への施策の充実を」と訴えました。
「借金せず通える大学を!」とのボードを持参した都内国立大学に通う男子学生(19)。国立大学の授業料が年53万円(標準額)となるなか、学費の無償化を求めました。日本共産党の田村智子議員が激励あいさつしました。行動は10月から第1水曜日に行われます。