2012年9月27日(木)
「愛国心」教育迫る
都議会 「東京維新」が初質問
東京都議会本会議で26日、橋下徹大阪市長の「日本維新の会」と連携し10日に結成した「東京維新の会」(3人)が初の一般質問を行いました。
野田数(かずさ)幹事長は尖閣諸島(沖縄県)・竹島(島根県)問題に関連して、「そもそも日本政府や軍が『従軍慰安婦』なるものを、暴行・脅迫・拉致を行い強制連行した事実はない」と、政府見解でも認めざるを得なかった事実を否定。この立場から「正しい知識と正しい歴史観を、東京都の子どもたちに教えるべきだ」と求めました。
野田氏は都が「教育基本条例」を制定し、改悪教育基本法で規定する「愛国心」養成を盛り込むことや、都の教育目標、教育振興基本計画でも「愛国心」養成を位置づけることを要求しました。
また、政府が尖閣諸島を国有化したことを批判し、「私は今でも尖閣諸島はまず東京都が購入し、石原(慎太郎)知事の指揮下で実効支配を強化するのが最善だったと確信している」と主張しました。