2012年9月25日(火)
電機リストラ 非正規切り裁判 最賃引き上げ
党神奈川県委など 横浜で交流会
“たたかいを前進させよう”
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電機リストラに反撃し、非正規切り裁判闘争や最低賃金を大幅に引き上げるたたかいを前進させようと、日本共産党神奈川県委員会と県労働者後援会は23日、横浜市内で学習交流会を開き、67人が参加しました。
党県労働者後援会の水谷正人代表委員は「きょうの学習交流会を力にして、みなさんと奮闘していきたい。総選挙で必ず勝利しよう」とあいさつしました。
党中央委員会国民運動委員会の筒井晴彦氏が「国際労働基準からたたかいの展望を探る」と題して講演。各分野のたたかいについて、4氏が特別発言しました。
電機・情報ユニオンの森英一書記長は、1万人リストラを計画するNECの違法な退職強要をはね返そうと、「NEC&関連労働者ネットワーク」などが運動してきたことを紹介。いすゞ、日産、資生堂など非正規切り裁判の藤田温久弁護士は、非正規労働者の拡大が、国民や日本経済に与えた影響・損害を明らかにしていく重要性を語りました。
神奈川労連の福田裕行副議長は、県内労働者102人が国を相手に最賃時給1000円以上への引き上げを求める最賃裁判の状況を報告しました。公務員攻撃に対する発言もありました。
党県委員会の田母神悟副委員長が行動提起として▽電機大企業を中心に門前宣伝を行う▽非正規切り裁判への支援を強める▽最賃裁判の原告、サポーターを増やすことに協力する―ことなどを呼びかけました。