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2012年9月15日(土)

在沖米総領事は辞任を

赤嶺議員ら暴言に抗議

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 日本共産党沖縄県委員会(赤嶺政賢委員長・衆院議員)は14日、浦添市の米総領事館を訪れ、アルフレッド・マグルビー在沖米総領事の就任会見での暴言に抗議しました。赤嶺氏は嘉陽宗儀県議らと総領事室でマグルビー氏と会い、「辞任と更迭」を強く求めました。

 問題の発言は、同総領事が普天間基地について「飛行場の周りに住む者はある程度の危険はある。特に危険との認識はない」などとのべたもの。

 総領事は「(自分の発言に)傷つけられた県民がいると思う。申し訳ない。反省している」と謝罪しましたが、あくまで「誤解」「真意が伝わっていない」と強弁しました。

 赤嶺、嘉陽両氏は、米軍機が墜落して児童ら18人が死亡した宮森小学校事件など米軍占領以来の県民の苦難の歴史をあげ、「戦争に勝って奪った土地だから何でもできると思っている」として、発言の背景に“植民地支配・占領意識丸出しの歴史認識”があることを指摘。総領事は「これから勉強したい」と繰り返しました。

 さらに深夜・早朝の訓練飛行制限などを定めた騒音防止協定を示し「米軍は合意通りやったことがない。これらの実態を踏まえて発言すべきだ」と強調。総領事はまともに反論できませんでした。


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