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2012年9月14日(金)

市民の足 赤バス守ろう

交通権守る運動を

連絡会で懇談 宣伝をいっそう 大阪市

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 「赤バスの存続を求める市民連絡会」は13日、第34回連絡会を大阪市で開き、「高齢者・市民にかけがえのない足、赤バスをもっと便利にしよう」と熱心に話し合いました。


写真

(写真)発言する佐伯事務局長(右から3人目)ら=13日、大阪市

 強権政治の司令塔、府市統合本部は、採算が見込める黒字の3路線を含む58路線を民営化、赤バス29路線を含む採算がとれないとした81路線はいったん廃止し、各区長が「地域の足」として必要と判断した路線のみ市補助金で存続させるとしています。

 どこでも100円で行ける「福祉施策」の側面を持つ市営コミュニティー系の赤バス。連絡会は(1)市民の足を存続、拡充する原則を貫く(2)バス事業の赤字は地下鉄会計から補てんする立場でとりくむ(3)区長交渉を強めていく―を確認しました。

 佐伯洋一事務局長は市民の交通権を守る運動を強調し、区長交渉や宣伝をいっそう広げようと訴えました。

 各地の取り組みでは、奈良大学の實清隆名誉教授が「住之江区では赤バスが消されている。住吉、住之江は東西のバスが弱い。区長に区民の声を届けたい」と述べました。

 東住吉区の男性(68)は「廃止されることを知らない市民に宣伝していく」と話していました。


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