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2012年9月7日(金)

構造との関係解明を

オスプレイ事故 赤嶺氏が主意書

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 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は5日、モロッコと米フロリダ州で相次いだ米軍垂直離着陸機オスプレイの墜落事故について日米両政府が公表した事故調査の報告書に関して、機体構造との関係を明らかにすることなどを求める質問主意書を政府に提出しました。

 赤嶺氏は、一連の報告書について「人為ミスを強調する内容だが、オスプレイの構造や特性との関係は判然としない」と指摘。モロッコでの墜落に関して、米海兵隊のシュミドル航空副司令官が8月、今回公表された法務官の報告書とは別に、航空機事故調査委員会による調査が同時並行して行われていると指摘している点をあげて、事故調査の全容を明らかにすることを求めています。

 また、事故機が着陸帯から離陸して、旋回し地面に衝突するまでの各過程で、具体的な風速や方位、機首の向きなどを明らかにすることを求めています。

 フロリダでの墜落については、空軍の報告書は、後続機が先行機の後方乱気流に巻き込まれたことを事故原因にあげています。一方、同様の状態を模擬操縦装置では再現できず、手引書もないことを指摘していることから、この点での海兵隊の対応をただしています。


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