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2012年9月3日(月)

九州北部豪雨

被災者目線の仮設に

熊本・阿蘇 共産党市議が調査

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(写真)仮設住宅を訪れ、入居者の要望を聞き取る川端市議(中)=2日、熊本県阿蘇市

 九州北部豪雨に伴う土砂崩れにより多数の家屋が全壊した熊本県阿蘇市で、日本共産党の川端忠義市議は2日、入居が始まったばかりの仮設住宅を訪問し、被災者から要望や住み心地などを聞き取りました。

 同市では、県内10社の建築業者による仮設住宅43戸が、8月末の避難所閉鎖を前に完成。一の宮町宮地にある田住宅には、4畳半、6畳合わせて3部屋に7〜8人で所狭しと、生活する世帯がいくつもありました。

 4人の子を抱える母親(40)は「少しでも寝る場所を確保しようと思って、2段ベッドを買いました。押し入れも少なく結局、収納を買わなくてはならず、お金が足りません」と語りました。

 部屋の中を見せてもらうと、女性や高齢者に手が届かないような高い位置に収納がつくられていました。その女性は「もっと女性の視点を取り入れてほしい」と訴えました。

 女性(94)は「足が悪く段差を降りるときに、手すりがないと危ないので付けてもらいました。市によると本当は県の住宅だからくぎは打っていけないという話でしたが」と話しました。

 川端市議は、日本共産党も加盟する復旧支援の共同センターに県内外から寄せられたバスタオルを持って訪問した各世帯に配布。「農家なので毎日、洗濯しなければならないのに、ひさしが短くてすぐぬれてしまう」「行政にアンケート調査をおこなってほしい」との声も寄せられました。


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