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2012年8月16日(木)

領有権解決へ道筋

フィリピン外相 「政治・法律・外交」

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 【ハノイ=面川誠】フィリピンのデルロサリオ外相は14日、国会質疑の答弁で、南シナ海の島しょの領有権紛争を「政治、法律、外交という三つの道筋」で解決するのが政府の方針だと述べました。フィリピン各メディアが伝えました。

 デルロサリオ氏は、「政治」は東南アジア諸国連合(ASEAN)と国連など国際機関の支援、「法律」は国連海洋法条約の活用、「外交」は中国との交渉だと説明しました。

 同氏は「中国は友人、隣人、パートナーだ。中国が強い経済と軍事力を持つ繁栄した国家になることを歓迎する」と述べる一方で、「中国が責任ある国家になることを望む」と強調。ASEANと中国が南シナ海での行動ルールに法的拘束力を持たせる「南シナ海行動規範」を早期に締結すべきだとして、「武力の行使、武力による威嚇を避けなければならない」と訴えました。


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