2012年8月5日(日)
膨れあがる「原発NO」
大阪 「ナツダツゲンパツ!2012」
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インターネットなどで呼びかけられた原発なくせのイベント「ナツダツゲンパツ!2012」が4日、大阪市内で開かれました。
猛暑続きのなか、イベントの終了後、参加者が関西電力本店前で「原発いらない」と唱和すると、300人余のイベント参加者の隊列に市民が次々に加わり、みるみる数倍にふくれあがりました。
「知れば知るほど原発はなくなってほしい」。昨年生まれて初めてデモに参加したという女性(47)=兵庫県=は放射線マークに「NO」と描いた手作りのTシャツ姿が似合います。「関西で原発いらないの声が大きくなればいいと思って。普段もこのTシャツを着て、話のきっかけにしています」。
ネットで見て小学校4年の娘と参加した女性=豊中市=は「子どもはこれから原発や放射能の問題と向き合っていかないといけないですよね。自分で本当のことは何か考えられるようになってほしい」。
デモには「うそはいらない」と書いたプラカードとともに、野田首相の顔を貼りつけた巨大な“ドジョウ”も登場しました。
イベントでは、ミュージシャンのRANKIN TAXI(ランキンタクシー)さんらのライブやダンスパフォーマンスを4時間にわたって熱演しました。関電本店前で毎週金曜日のデモを主催する女性、東京で「怒りのドラムデモ」を主催する男性らが、原発反対の思いをトークライブで語りました。