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2012年8月4日(土)

きょうの潮流

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 先月末、インターネットのTwitter(ツイッター)が世界規模でシステム障害を起こしました。ちょうどロンドン五輪のサッカーで日本がスペインに勝利した時間と重なり、「つぶやく」ことができない利用者が続出したと話題に▼ツイッターは全世界で1億4千万人が利用。1日の投稿数は3億4千万件にのぼるといいます。日本でも2000万人以上が活用しているそうです▼このツイッターが大活躍したのが原発再稼働に反対する官邸前抗議行動です。ある大学の研究者が行ったアンケート調査では参加者の約4割が、ツイッターで行動を知ったと答えています▼3月29日、最初の行動について本紙は、有志グループが「『ツイッター』を通じて参加を呼びかけ」たと報じました。当初から取材している同僚記者は、参加者が「再稼働反対」を元気いっぱいアピールしながら、スマートフォンを操作してツイッターで“実況中継”するという光景をよく見かけたといいます▼350人から始まった抗議行動は、20万人余の大集会に。全国各地にも燎原(りょうげん)の火のように広がりました。いまやツイッターだけではなく本紙などの報道、口コミ、団体を通じてと、多彩な経路で伝播(でんぱ)しています▼中東の政変でも大きな役割を果たしたツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディア。時とともに集う手段は変わりますが、変わらないものがあります。それは集った人々の変革への思い。「再稼働反対」の唱和が響くたびに実感するのです。


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