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2012年7月25日(水)

離島医療 国で援助を

鹿児島・与論 赤嶺議員 副町長と懇談

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 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は23日、鹿児島県与論町で川上政雄副町長らと懇談しました。川村武俊町議、三島照党奄美地区副委員長が同席しました。

 鹿児島県最南端の離島、与論町の医療機関には産婦人科がありません。そのため、年間40〜50人の妊婦はほぼ沖縄県の医療機関に頼らざるを得ない状況です。昨年11月には、妊娠32週未満の妊婦が満床などを理由に受け入れを拒否され、鹿児島市に緊急搬送されました。自衛隊のヘリで乗り継ぎを含め9時間かかったといいます。

 川上副町長は「出産時の緊急の受け入れに不安がある。自治体間では解決できない」とのべ、少子化対策の上でも医療の充実は欠かせないと訴えました。赤嶺氏は、離島の医療問題は深刻だとして「国が援助しなければならない問題」とのべました。

 懇談では▽島民生活に大きな負担となっている高い航空・船運賃・流通経費などを軽減する補助▽サツマイモを島外に出荷できるようにするためのアリモドキゾウムシ(害虫)の早急な駆除対策▽NHK鹿児島放送局のラジオ放送が入らず災害・緊急時に不安がある―など離島が抱えるさまざまな要望が出され赤嶺氏は尽力を約束しました。


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