2012年7月24日(火)
オスプレイ・原発ノー
全国革新懇代表世話人会 取り組み強化
全国革新懇の代表世話人会が23日、都内で開かれ、米軍の垂直離着陸機MV22オスプレイの沖縄配備に対する反対運動や、全国で引き続き広がる原発ゼロ運動などについて議論が交わされました。
同日午前に岩国基地(山口県)にオスプレイが搬入されたことに関し、現地の二井関成・山口県知事、福田良彦・岩国市長が、「安保体制への影響も懸念される」と声をそろえていることをとらえ、「日米安保条約を無くしていく大きな歴史的課題が出てきている」「日米両政府が安保問題にとらわれた格好になった」などの発言が相次ぎました。その上で、普天間基地(宜野湾市)への配備に反対する8月5日の沖縄大集会を全国からの参加と支援で成功させる意義が語られました。
また、毎週金曜日の首相官邸前での原発ゼロ行動や、代々木公園で17万人の参加で開かれた原発さようなら集会、全国各地で呼応して行われている行動など、「原発なくせ」の運動が衰えていないとして、革新懇として、今後とも行動に取り組む組織への支援を強めていく必要性が強調されました。
発言では、この二つの運動とともに、環太平洋連携協定(TPP)や消費税増税・社会保障解体に反対する運動が、「安保条約があるからこの問題が起きる」など根もとのところでつながり、各運動に参加する人々がそれを理解し始めていることが報告されました。
10月13、14両日に大阪府で開かれる地域・職場・青年革新懇全国交流会を成功させることが確認されました。