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2012年7月11日(水)

きょうの潮流

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 「枝NO(ノー)! 細NO! NO田!」。プラカードの文句です。先月、野田首相の地元、千葉県船橋市での脱原発集会でみかけました▼「枝NO」は枝野経産相に、「細NO」は細野原子力担当相にかけています。「NO田」はもちろん、野田首相です。大飯原発の再稼働を決めた閣僚3人、まとめてNO!▼先の日曜日には、枝野氏の地元、埼玉で「原発さよならエダNOデモ」がありました。3人とも、せっかく美しい「野」の字を姓にもちながら、事故で野も山も汚した原発にしがみつくのですから、やっぱりNOがお似合いです▼首相の耳には毎金曜日、官邸前におしよせる人々の「再稼働反対」の訴えが聞こえています。首相は彼らの叫びを「大きな音だね」と語り、また抗議されました。「これは音ではない、国民の声だ!」▼首相は、きのうの国会答弁で「声」といい直していました。しかし、枝野経産相らと入れ代わり立ち代わり答弁に立ち、大地震の影響が十分に調べられていないうちでも大飯原発の再稼働をとりやめない、との考えを繰り返しました。財界や電力会社いいなり「YESマン」の野田首相らには、やっぱり「NO」です▼同僚記者に、官邸前へ行った人のツイッターを紹介されました。その人は、20万人の人波を報じる本紙1面を、電車の中で周りに見えるよう長めの時間広げました。まじめに生きようとするなら知らなくてはいけない事実だから、と。いま、「しんぶん赤旗」は「YES」のようです。


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