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2012年7月3日(火)

加盟組織の違い超えて

郵政産業ユニオン結成

事業の公共性守る 非正規の正社員化

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(写真)郵政産業ユニオン結成大会で役員に選出され決意表明する人たち=1日、東京都内

 郵政産業労働者ユニオン(略称・郵政産業ユニオン)は1日、東京都内で結成大会を開きました。郵政産業労働組合(郵産労、全労連加盟)と郵政労働者ユニオン(全労協加盟)が、ナショナルセンターの違いを超えて組織統一を果たしたものです。郵政事業の公共性を守り、郵政関連で働くすべての労働者の労働条件改善をめざして活動を強化しようとしています。

 開会あいさつで廣岡元穂郵産労委員長は、「2労組は郵政民営化反対や深夜勤導入反対、非正規雇用労働者の正社員化と均等待遇など、共同の運動で信頼関係を築き上げてきた」と紹介。「郵政産業ユニオンの結成は、幅広い労働者に求心力をもつ。労働組合運動の共同の流れを加速し、階級的な統一を前進させる契機となると確信する」と強調しました。

 討論では、「非正規社員に組織を広げ、組合員の3分の1が非正規社員になっている。正社員化に力を尽くす」(近畿)、「非正規の雇い止め撤回を求め裁判をたたかっている」(北海道)、「正社員化するといいながら、基本給を下げ、無理に働かないと手当がつかない仕組みが親会社に先行してやられている」(日本郵便輸送)などの発言が活発に交わされました。

 役員が選出され、初代委員長には、廣岡氏が選ばれました。

 来賓あいさつでは、全労連の大黒作治議長が「違いを超えて統一するという結成の原点にたち、団結を発展させてください」、全労協の金澤壽議長が「職場のたたかいを通じて労働運動を再生させよう」とあいさつしました。

 大会後の記念レセプションでは、日本共産党の山下芳生参院議員があいさつしました。

 大会で選出された役員は以下のとおりです。(敬称略)

 ▽委員長・廣岡元穂(東京)▽副委員長・松岡幹雄(大阪)、今井春繁(東京)▽書記長・須藤和広(東京)▽書記次長・日巻直映


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