2012年6月25日(月)

国民の怒りの反映

穀田氏民主内あつれきで指摘

ＮＨＫ番組

　２４日のＮＨＫ日曜討論に出演した日本共産党の穀田恵二国対委員長は、消費税大増税法案の衆院採決をめぐって民主党内に法案反対・新党結成の動きなど、矛盾とあつれきが広がっていることについて「公約違反に対する国民の怒りの反映だ。やらないと言った消費税増税を強行しようとすることに対する怒りだ」と述べました。

　穀田氏はさらに、「今の民主党政権自体に対する国民からの批判が高まっているとみてとらなければならない」と指摘。原発再稼働や沖縄の辺野古新基地建設、環太平洋連携協定（ＴＰＰ）に対する民主党政権の姿勢が「結局、自民党政治となんら変わらない。これに対する国民の怒りが底流にある」と強調しました。

　また、会期末とされていた２１日の前に、原子力規制委員会設置法や、障害者自立支援法を恒久化する障害者総合支援法を短時間の審議で強行採決・成立したことを示し、「この点は民主党内では一致して、自民、公明と協力して行った。これらに対する国民の批判は民主党全体として免れない」と語りました。