2012年6月12日(火)
クラブ守り京都元気に
集いで「風営法」の矛盾討論
|
ダンスを「風営法」の規制対象から削除するよう求める署名を展開する「Let,s Dance署名推進委員会」は10日、京都市内でつどいを開催しました。約150人が参加し、熱心にメモをとる人や、予定時間を大幅に超えても会場からの発言が相次ぐなど、活発な討論が行われました。
同署名の呼びかけ人の一人である中村和雄弁護士、風営法にくわしい齋藤貴弘弁護士、大阪を中心に活躍するミュージシャンのPIKA☆さんがパネリストとなり、音楽ライターの磯部涼さんがコーディネーターを務めました。
「風営法」の歴史や矛盾点、運動の方向性などをパネリストたちが討論。会場からは複数のダンスクラブのオーナーが自らの経験や騒音対策、近隣住民への対応の努力などを話すと激励の拍手に包まれました。
クラブによく行くという男性(27)=会社員=は「印象的だったのはPIKA☆さんが言った、社会があって音楽や文化があるという言葉。クラブ文化を守ることは元気な京都を守ることに通じるし、社会全般に関わることだと感じた」と話しました。
10日現在、ネット署名が1万1546人、自筆署名が6210人、集まっています。