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2012年6月12日(火)

子育て新システム反対

全国保育問題研究集会が閉会

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 広島市で開かれた第51回全国保育問題研究集会は10日、3日間の日程を終えて閉会しました。1414人が参加し、公的保育制度を解体する「子ども・子育て新システム」に反対する集会宣言を採択しました。

 集会宣言は震災と原発事故にふれ、「ヒロシマ・ナガサキ・フクシマ」を貫く歴史の中で子どもたちの命と尊厳が大切にされる保育とは何かを集会で考え合ったとのべ、「人間らしく、安全・安心に暮らすことができる地域づくりは、被災地だけではなく、もはや日本全体の課題」と訴えています。

 南区の県立広島大学で開かれた閉会集会では、福島市の社会福祉法人わたり福祉会さくら保育園の齊藤美智子さんが「放射能被害と子どもたち」と題して特別報告。保育問題研究会福山サークルの22人が民舞「鞆(とも)の浦大漁節」を、広島音楽教育の会の指導を受けた保育士ら約150人が原爆の合唱組曲「生命の木、空へ」を、それぞれ披露しました。

 静岡県のメンバーが来年の第52回集会(6月7〜9日)の成功をアピールしました。


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