2012年6月7日(木)
「再稼働するな」
さようなら原発署名集約集会
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作家の大江健三郎氏ら著名9人が呼びかけ人をしている「『さようなら原発』一千万人署名市民の会」は6日、東京都内で「さようなら原発1000万人署名」の第1次集約集会を開き、大飯原発再稼働反対と原子力政策からの転換を訴えました。
集会は2300人が参加(主催者発表)し、署名は5月末までに722万2297人分が集まりました。同会は第1次分として6月中に、野田佳彦内閣総理大臣、衆議院議長、参議院議長に提出するとしています。
呼びかけ人の大江、落合恵子、鎌田慧の各氏が発言。大江氏は、福島第1原発事故は日本人に、原子力エネルギーは根本的に間違っていること、必ずいずれ滅びをもたらすことを教えたと話し、鎌田氏は、「事故がもう一度起きる前にふせぎましょう。私たちで歴史を変えましょう」と話しました。
集会に先がけて、歌手の加藤登紀子氏らが歌をうたい、原発再稼働を許さない思いを訴えました。
集会のあと、東京電力本店前を通ってパレードしました。