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2012年6月3日(日)

再稼働ごり押し許さぬ

福井県庁前 座り込み行動に反響

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きょう緊急集会

写真

(写真)県庁前で訴える(左から)林、佐藤両氏ら=2日、福井市

 「原発再稼働を許すな」―。関西電力・大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働をめぐる緊迫した事態を前に、原発問題住民運動福井県連絡会が呼びかける座り込み宣伝行動が、2日も県庁前で続けられました。奥出春行(福井民医連顧問)、佐藤正雄(日本共産党県議)両代表委員や林広員事務局長などが横断幕やプラカードをかかげ、野田政権の再稼働方針を「まともな福島事故の究明もなく、安全対策も避難計画もない」と厳しく批判しました。

 福井市の女性(59)は再稼働ごり押しの動きに対し、「今も苦しんでいる福島の人たちの気持ちを無視している」と憤りを表しました。元原発労働者(67)=福井市=は「安全な原発などない。第2の福島にならないか不安です。大飯3、4号機が再稼働になったら、ほかの原発にも広がる。絶対反対です」と訴えました。

 3日正午から、県連絡会などでつくる実行委員会主催で「いのちが大事 今なぜ再稼働? ふくいでつながろう」緊急集会が福井市中央公園で開かれます。細野豪志・原発事故担当相が西川一誠知事らとの面談に来県するといわれる4日以降の平日も、県庁前座り込み宣伝が続行されます。


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