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2012年5月29日(火)

国会の異常事態打開を

市田書記局長が表明

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 日本共産党の市田忠義書記局長は28日の記者会見で、国会が衆院税・社会保障特別委員会をのぞいて事実上、止まっていることについて、「国会が機能を果たしていない異常な事態だ。打開をはかるよう各党に働きかけていきたい」とのべました。

 市田氏は、自衛隊による環太平洋合同演習(リムパック)での米豪両軍との攻撃訓練、新潟県南魚沼市のトンネル爆発事故、高速ツアーバス事故、原子力委員会の秘密会合問題など重要問題が山積していると指摘。「委員会を開いてきちんと議論し、国会としての機能と役割を発揮しなければ、国会としての責任が果たせない」とのべました。

 その上で、一番の原因は、問責が可決された防衛、国土交通の2大臣の交代を拒んでいる政府・与党の態度にあるが、それを理由に審議に応じない自民党の態度も問題だと指摘。「事実上止まっている事態を打開しなければならない。国民も納得しない」とのべ、穀田恵二国対委員長が各党の国対委員長に働きかけるなど事態打開に向けて努力していく考えを表明しました。


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