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2012年5月22日(火)

大飯再稼働許さない

福井県庁前で座り込み宣伝

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(写真)座り込み宣伝に取り組む奥出代表委員(左から3人目)ら=21日、福井市

 「『再稼働を認めるな』の声を集中しよう」。関西電力・大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に向けた動きが緊迫する中、原発問題住民運動福井県連絡会が呼びかけた座り込み宣伝行動が21日、福井県庁前で始まりました。ヤマ場とみられる月末にかけて続けられます。

 この日は、県原子力安全専門委員会が開かれ、西川一誠知事と時岡忍町長が安全性の判断材料とする報告書のとりまとめに向け、この間の審議の整理状況を確認しました。おおい町議会は14日、日本共産党議員を除く賛成多数で同意を決めています。

 県庁前では、奥出春行代表委員や林広員事務局長らが「福島原発事故の究明なしに再稼働などありえない」と書いた横断幕や、プラカードをかかげながら訴えました。

 また、原発問題を学びながら、平和な未来を目指して行動する青年らでつくるピースアクション実行委員会が呼びかけて、県庁前で手をつなぎ、「ふるさと」を合唱。福島のふるさとの再生と福井のふるさとを守る思いを込めました。

 県庁前を通りかかった福井市の女性(78)は「原発は安全性が保証されないから、恐ろしい。再稼働は絶対反対」と話しました。応援に駆けつけた京都民医連の岸本啓介事務局長は「安全性の検証も不十分で、再稼働はあってはならない。京都も地元と同じ思いです」と語りました。

 県連絡会では再稼働を阻止するため、要請はがきやファクスを西川知事あてに送る、県への要請行動などにも取り組みます。

 奥出代表委員は「安全性に対する県民の不安を無視して再稼働を認めることは許されない。阻止するため全力をあげます。全国からの支援をお願いします」と訴えました。


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