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2012年5月19日(土)

官房機密費12億3000万円

11年度分ほぼ使い切る

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 野田内閣は日本共産党の塩川鉄也衆院議員の質問主意書に対する答弁書(18日)で、2011年度の官房機密費約12億3000万円のうち未使用額(国庫返納済み)は2172万円だけであることを明らかにしました。野田内閣発足の昨年9月から今年1月まで毎月各1億円を支出。2月には1億3000万円を支出し、6カ月で計6億3000万円を支出したことも判明しました。

 官房機密費について藤村修官房長官は3月の講演や記者会見などで、「使途の透明性の確保を図る方策」を9月を目途に検討すると表明しています。今回の答弁書でも、9月を目途に検討するという同長官の「考え」には言及しているだけで、検討の具体的中身は一切示されていません。

国民の要求に背

 塩川議員の話 藤村官房長官は機密費の情報公開に言及しましたが、その直後に藤村長官自身が決定した機密費の基本方針には検討の期限すら明記していなかったことが明らかになりました。藤村氏自身が使った機密費の使途が公開の対象となるかどうかも答えませんでした。国民の情報公開要求に背を向ける野田内閣の姿勢がはっきりしました。


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