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2012年5月4日(金)

憲法守れ「9ボード」 銀座パレード

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 5・3憲法集会に参加した市民ら約2600人は3日、雨の降る東京・銀座の街をパレードしました。参加者は「憲法を平和とくらしに生かそう」「憲法を被災地に生かそう」と唱和し沿道の人たちにアピールしました。

 埼玉県所沢市から参加した女性(61)は「憲法審査会が始まり、いま一番危険な時。とにかくこの憲法を守らないと」との思いで「憲法改悪反対!」と書いた手作りのメッセージカードを持参しました。「原発によって多くの人の生活が壊されました。生きるということそのものを壊す原発は、憲法と相いれません」と話します。

 9条の「9」の字の形にくりぬいたボードを手にしていた女性(38)=東京都品川区=は「なぜこの時期に日米同盟強化なのか。憲法はみんなで幸せに生きようというもの。それを実現しようとすると、憲法を変える方向は間違っている」。

 日本YWCAの女性(44)は「震災後、多くの人たちが不安の中にいます。痛みを抱えた人たちとともに声を上げ、暴力に頼らず命を大切にする社会をともにつくっていきたい」と話しました。


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