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2012年5月3日(木)

“必要ないごみ焼却所”

福岡 仁比氏が建設予定地調査

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(写真)ゴミ焼却所建設による農地の汚染を危ぐする住民の訴えを聴く仁比氏(右から3人目)と金子氏(右端)=福岡県久留米市

 福岡県久留米市が新たに155億円を投じ、必要のないごみ焼却所の建設を今秋着工に向けて進めている問題で、日本共産党の仁比聡平前参院議員は2日、建設予定の同市宮ノ陣町八丁島地域を調査しました。金子むつみ党衆院福岡6区予定候補が同行しました。

 「ここは優良農地として基盤整備をして20年余です。焼却所ができれば農地が汚染されてだめになり、そんなことのために整備したのではありません」。同地域で長く農業を営む「ふるさと八丁島を守る会」の男性(74)は、ひと月後の収穫を前に穂先が黄色に変わりつつある麦の一面に広がる農地を背に訴えました。

 同守る会、久留米ゴミ問題連絡会、久留米民商の3団体は、▽同市のごみ総量は減少しており、既存施設の実績から処理は可能▽洪水による有害物質流出の恐れ▽果たされていない住民への説明責任―などから建設阻止に取り組んでいます。

 筑後川と宝満川に挟まれた建設予定地は、同市作成の「避難支援マップ」で、2〜5メートルにおよぶ洪水の危険性が指摘されています。

 仁比氏は「こんなすばらしい農地のど真ん中にごみ焼却所をつくるなんて常識的には考えられない」と語りました。


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