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2012年5月2日(水)

改憲へ「行動起こす」

新憲法制定推進大会開く

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 衆参両院で憲法審査会が始動し、各党が改憲草案を相次いで発表するなか、改憲派の国会議員らでつくる「新憲法制定議員同盟」(中曽根康弘会長)は1日、国会内で「新しい憲法を制定する推進大会」を開きました。

 採択された大会決議は、東日本大震災からの「復興の遅れの根本原因は現行憲法にある」と決め付け、憲法審査会の始動を「喜ぶ」とともに、改憲に向けた「行動を起こしていく」としています。

 あいさつに立った自民党の谷垣禎一総裁は「自主憲法の制定は自民党の結党の原点だ」とし、天皇の元首化などを盛り込んだ同党の改憲草案を紹介。「憲法審査会のなかで各党と協力して議論を進めたい」と表明しました。中野寛成・民主党憲法調査会長は、同党幹事長室の要請にもとづき政権党を代表して出席したことを強調。「現実的に憲法改正を実現するプログラムをつくらないといけない段階だ」「具体的に憲法改正の第一歩を踏み出しているという前提で真剣に、静かに、しっかり進めていきたい」などと語りました。

 公明党、みんなの党、たちあがれ日本も代表あいさつしました。

 財界3団体の代表者も壇上に立ち、「憲法審査会が動きだしたことを産業界として歓迎している」(日本経団連)、「来年は、改正実現の何らかの目に見える成果がほしい」(日本商工会議所)などと改憲を迫りました。


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