2012年4月26日(木)
おおい町で署名運動
再稼働反対 全国にも呼びかけ
緊迫する関西電力・大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働問題で、日本共産党福井県委員会や県民主医療機関連合会などでつくる原発問題住民運動県連絡会は24日、おおい町内で住民の声をよく聞き慎重な判断を求める請願署名に取り組むことを決めました。
同連絡会は、署名運動を推進するため、おおい町住みよい町造りの会と協力して「再稼働許さない共同センター」(電話090・8263・6104)を設置。約3000の全世帯を訪問、5月1日には時岡忍町長あてに署名を提出する計画です。全国には4月27日〜5月1日の間の支援を呼びかけています。
時岡町長は、町民説明会(26日)と、その後の町議会全員協議会を受けて5月早々に判断を示し、これに続いて県議会全員協議会が5月の第2週にも開催され、西川一誠知事も判断を示す動きです。
林広員事務局長は「再稼働の是非をめぐり、おおい町内でも世論が変化しています。半数の住民が再稼働に慎重な態度という世論調査もあります。ぜひ町民の生の声を時岡町長に届けたい。ご協力を心からお願いします」と訴えています。