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2012年4月24日(火)

朝鮮文化財で聴取

笠井議員と韓国市民団体

文化庁

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(写真)23日、国会内で国立文化財機構などと懇談する(写真奥右から2人目)笠井議員、(同3人目)慧門(ヘムン)代表

 日本共産党の笠井亮衆院議員は23日、国立博物館が所蔵する朝鮮半島由来の文化財の保管状況などについて、文化庁、国立文化財機構、東京国立博物館から説明を受けました。日本が朝鮮半島を植民地支配した時期に持ち出された文化財の返還運動にとりくむ韓国の民間団体「文化財還収委員会」関係者が同席しました。

 国立文化財機構の説明によると、全国四つの国立博物館では現在、朝鮮半島由来の文化財4422点を所蔵。東京国立博物館の所蔵品のうち、「朱ビロード地金銀装甲冑(かっちゅう)」「紫縮緬(ちりめん)冠」「金銅製印」の3点については、朝鮮王室のものだったことを認めました。

 文化財還収委の慧門(ヘムン)代表は、甲冑は朝鮮王朝第26代国王の高宗のもので、「一国の統帥権者が使用した民族のアイデンティティーというべきものだ」と述べ、閲覧や展示などの形で公開するよう要請。笠井議員も、王族の子孫が閲覧を希望している旨を伝え、前向きに検討するよう求めました。


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