2012年4月18日(水)
障害者総合支援法案きょう採決
「審議3時間」共産党反対
衆院厚生労働委員会は17日の理事会で、障害者自立支援法を事実上恒久化する障害者総合支援法案について、18日にわずか3時間の審議を行っただけで採決することを民主、自民、公明の3党の賛成多数で決めました。日本共産党、社民党は反対しました。
同法は、自立支援法を廃止するとした違憲訴訟団との基本合意をほごにし、障害が重い人ほど重い負担となる応益負担の根幹を残す一方、サービスの原則無料化を見送るなど障害者らの願いに背く内容です。
日本共産党の高橋ちづ子議員は、自立支援法に代わるといって出された重要法案にもかかわらず、参考人質疑も行わず、わずか3時間の質疑で採決することは到底認められないとのべました。