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2012年4月13日(金)

資料改ざん調査へ官房長官

秘密保全法 塩川議員・本紙が追及

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 秘密保全法制を議論する有識者会議の配布資料が改ざん・ねつ造され官邸ホームページ上に公開されている問題で藤村修官房長官は12日、事実関係を調査することを表明しました。

 この問題は、本紙と日本共産党の塩川鉄也衆院議員の調べで判明。8日付本紙で報じられました。藤村官房長官はこれまで国会答弁などで、「会議の経緯は、公開の議事要旨と配布資料で把握できる」と公開中のものが配布資料だと繰り返し表明してきましたが、本紙報道を受けて調査せざるをえなくなったものです。

 12日の会見で藤村氏は、記者から「『赤旗』で改ざん・ねつ造といわれても仕方がない状況があったと報道されたが、非公開資料とホームページ上の資料を見比べれば一目りょう然。問題があると思うが認識を」と問われ、「初めて聞いた。公表の仕方は、会議で最初に決められていると思うので、事実があるかどうか調べさせてください」と答えました。

 問題の資料は、国民の知る権利を奪う秘密保全法制の議論過程を示すもの。実際の配布資料を別の資料に差し替えて公開するなど、政府が詳細に論点を示して有識者の議論を誘導した会議の経過を覆い隠すものです。


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