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2012年4月12日(木)

大飯再稼働ストップ

東京 国会請願デモ

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(写真)「大飯原発の再稼働をやめよ」と訴える人たちにあいさつする笠井亮衆院議員(右)=11日、衆院議員面会所前

 「大飯原発の再稼働をするなという声を政府に届けよう」と市民ら約700人が11日夜、国会請願デモを行いました。「再稼働反対! 全国アクション」の呼びかけ。

 デモに先立ち行われた日比谷公園での集会では、環境NGOや市民運動に携わる人が次々とマイクを握り、「拙速な再稼働に反対」「原発なしの未来をつくろう」と訴えました。大飯原発の地元、福井県の男性も電話中継で参加。「原発に頼らなくてもいい町を実現するために」と、全国の協力を呼びかけました。

 隊列は関西電力東京支社の入るビルに向け「大飯原発はもう動かすな」「原発いらない」「子どもを守れ」と唱和しながら出発しました。

 「再稼働NO」と書かれた横断幕を持って歩いていた女性(52)は「福島原発の事故が起きるまで政治に関心がなかったけど、今は原発をなくすことが市民のつとめだと思っています」と話しました。横浜市から参加した40代の女性は「私たち一人ひとりが行動すれば何か変えられるのでは」と語りました。

 国会議事堂前で政府に「再稼働を断念し、一刻も早く原発全廃へ進むことを強く求める」要請書を日本共産党、社民党、みんなの党の国会議員に提出。日本共産党からは笠井亮衆院議員、紙智子参院議員が応対しました。

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(写真)行進する参加者ら=11日、福井市

福井 市民行進150人

 関西電力・大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に反対し、原発ゼロを目指す市民行進が11日、福井市で取り組まれました。日本共産党県委員会や県民主医療機関連合会などでつくる原発問題住民運動県連絡会が呼びかけたもので、雨のなか約150人が参加。長野、滋賀、京都の各府県からも参加がありました。

 奥出春行代表委員は「静岡や岐阜からも連帯のメッセージがありました」と紹介し、「私たちがどういう頑張りをするか全国から注目されています。みなさんの大きな力をお願いします」とあいさつしました。再稼働を許さない13日の監視・要請行動への参加も呼びかけました。

 参加者らは「知事は再稼働を認めるな」「子どもたちを放射能から守ろう」などと訴えながら市内を行進しました。

 会は同日、県に対し、大飯原発3、4号機の再稼働を認めないよう求める要望書と、原発ゼロに向けた県政転換を求める7229人分の要請署名を提出しました。


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