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2012年4月1日(日)

日航判決は労働者攻撃

愛知 原告支援する会を結成

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(写真)解雇撤回へ決意を語る原告団事務局次長の森本則文副操縦士=31日、名古屋市

 日航を不当解雇されたパイロットや客室乗務員が、撤回を求めてたたかった裁判での不当判決(東京地裁・29、30日)を受け31日、名古屋市の労組などは同市で、「JAL解雇撤回愛知の会」の結成総会を開きました。航空労働者を支え、安全第一の日航再建をめざすとし、80人を超える支援者らが参加しました。

 呼びかけ人の榑松佐一愛労連議長は「乗員の解雇はもともと政府の失策を押し付けられたことから始まったもの。判決も『整理解雇4要件』をまったく無視したもので、すべての労働者に対する攻撃だ。たたかいはこれからです」とあいさつしました。

 原告団事務局長の機長・清田均氏は「判決直後に会を結成していただいたことは、原告団一同、非常に心強く思っています。日航に安全を取り戻すたたかいの先頭に立つ所存です」と訴えました。

 客室乗務員を33年間務めている原告の安藤眞由美氏は「不当解雇によって若いクルーが『自分も年を取ったらやめさせられるのかな』と夢も希望も失っています。彼らを励ますためにも、私たちは何としても職場復帰を勝ち取りたい」と述べ拍手に包まれました。

 会の事務局の谷藤賢治氏は「日航の稲盛和夫会長さえ解雇の必要はなかったとしているのに、裁判所があまりにも経営側に寄りすぎていると言わなければならない。支援を広く社会に呼びかけていく」と述べました。

 参加者は、原告支援に全力で取り組むことを確認しました。

 結成総会に先立つ午前中、名古屋駅前での雨の中での宣伝では1000枚以上のビラが受け取られました。


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