2012年3月20日(火)
10万人の正社員化要求
兵庫・郵産労スト 非正規に均等待遇を
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非正規社員の正社員化と均等待遇、大幅賃上げを要求し、郵政産業労働組合西宮支部と神戸中央支部が19日、ストライキに立ち上がりました。
神戸中央支部は神戸支店前で正午すぎからストを決行。組合員と支援者ら50人が集会に参加しました。
成山太志支部長は「郵政事業会社は16万人の非正規社員を雇用するワーキングプア製造会社で、もっとも社会的責任が問われている」と強調。非正規社員の均等待遇と10万人の正社員化、1万円賃上げ、職員増員、国民・利用者の立場に立った郵政民営化の見直し―を求めました。
安達稔郵産労中央本部副委員長は「会社の回答は本当に不誠実」と批判し、「国民のために汗して働く労働者を踏みにじる態度に、怒りをもってストに入りたい」と表明しました。
金井寿吏郵産労近畿地本副委員長は「私たちの要求は労働者も国民も合意できる内容です。赤字を労働者にしわ寄せする態度に抗議する」と訴えました。
参加者は支店に向けて、「郵政民営化を見直せ」「10万人の正社員化を実現するぞ」と唱和しました。
西宮支部は午前8時から西宮支店前でストを決行しました。