2012年3月7日(水)
嘉手納F15 中東派遣
米軍部隊、ペルシャ湾防衛
沖縄の米空軍嘉手納基地(嘉手納町など)に所属するF15戦闘機部隊が中東・ペルシャ湾の防衛を目的に同地域に派遣されていることが、米空軍発表のニュース(5日付)で分かりました。
派遣されているのは嘉手納基地の第44戦闘飛行中隊。南西アジアの基地(所在地非公開)に配備されている第380遠征航空団に加わっています。
任務は、(1)ペルシャ湾防衛の一環としての潜在敵に対する抑止(2)地域の友好国の空軍との共同訓練としています。派遣機数や兵員数は不明です。
ただ米民間軍事研究団体「グローバル・セキュリティー」によると、第380遠征航空団が配備されているのは、アラブ首長国連邦のアル・ダフラ航空基地とされています。
ペルシャ湾を挟んだ同国対岸には、「核開発疑惑」で米国と対立を深めるイランがあります。