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2012年3月6日(火)

きょうの潮流

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 ものみな胎動する早春、3月8日は、世界の女性たちが生活向上と男女平等、平和のために一斉に立ち上がる日、国際女性デーです。今年、102年目を迎えます▼1904年のこの日、アメリカの女性たちがパンと参政権を求めてデモを起こしたことを受けて、1910年、コペンハーゲンでの国際社会主義女性会議で、ドイツの女性活動家、クララ・ツェトキンが、3月8日を世界の女性の統一行動日とするよう提案、創設されました▼日本でも1923年に初の集会を開催。その後も戦前の天皇制国家の弾圧をくぐり抜け、女性たちが切実な願いを持ち寄り、手をつなぐ日として、守られ続けてきました。1977年には国連の行事となり、国連事務総長がメッセージを発表しています▼女性たちのたたかいの歴史を引き継ぐと同時に、時々の喫緊の課題を掲げ、時代と切り結んできた国際女性デー。8日、東京・池袋で行われる中央大会では「女性の視点をいかした震災復興と原発ゼロを前面に押し出し、消費税増税反対、TPP参加反対、社会保障の充実などを掲げて、声を上げます」(小島妙子実行委員会事務局長)▼農漁業が壊滅した被災地で仕事を失った女性たちの生活再建を。他校に間借りする状態が続いている子どもたちの学ぶ権利を。放射能汚染から子どもを守り、自然エネルギーへの転換を―。各地で運動する女性たちが交流し、連帯します▼「国際女性デーは歴史の作り手である普通の女性の物語である」(国連文書から)


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