2012年3月5日(月)
米艦船 民間港寄港19回
11年 北海道・東北目立つ
2011年の米艦船の民間港寄港(日本国内)は前年比1回増の19回に達したことが外務省のまとめで分かりました。同年3月11日に発生した東日本大震災で米軍が実施した支援活動(「トモダチ作戦」)の影響を受け、北海道、東北地方への3、4月の入港が目立つのが特徴です。
東日本大震災の支援活動に在日米軍は、最大時で人員2万4500人、艦船24隻、航空機189機を投入しました。(外務省まとめ)
地震直後の3月15日には、ドック型揚陸艦のトーテュガが苫小牧港(北海道)に入港。その後、同艦は、同28日に宮古港(岩手県)、4月3日には、宮城県気仙沼市の大島に入港しています。海兵隊が乗艦したドック型揚陸艦のハーパーズ・フェリーも3月18日に秋田港に入港(20日出港)しました。
また、救難艦のセーフガードが3月24日に八戸港(青森県)、同28日に宮古港、4月3日に気仙沼市の大島に入港しています。
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