「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2012年2月20日(月)

原発再稼働許さない

自由法曹団 福井で活動者会議

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 自由法曹団の第2回原発問題全国活動者会議が19日、福井市で開かれ、全国各地で原発の停止・廃炉のための訴訟や運動に取り組む団員ら約40人が参加し、交流しました。

 篠原義仁団長は開会あいさつで、再稼働の危険が最も強まっている関西電力・大飯原発3、4号機(福井県おおい町)に対し、「再稼働が狙われている地域で『原発ノー、再稼働を許さない』の声をあげ、今回集会を開くことは意義がある」と強調し、活発な意見交換を呼びかけました。

 同法曹団原発問題委員会の渡辺登代美事務局長が原発をめぐる情勢を報告。大飯3、4号機再稼働の狙いを指摘し、地元自治体に再稼働に同意させない運動の重要さを強調しました。

 日本共産党の佐藤正雄県議が県内状況を報告。県が福島原発事故を受けても原発推進のエネルギー研究開発拠点化計画推進方針を決めたことや、関西電力が再稼働に向けて県と国の仲介役に回る言動などにふれ、「地元の(反対)世論を盛り上げないといけない」として、3月11日に敦賀市で開く大規模集会を成功させる意義を強調しました。

 意見交換では、「事故の影響が及ぶのは立地自治体だけではない」など地域を超えた運動の連携や、原発に代わる産業と雇用の展望の重要さなどが話し合われました。

 同法曹団は20日、大飯3、4号機の再稼働に同意しないよう県に要請を行うほか、県内の原発を見学します。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって