2012年2月17日(金)
除排雪費支援 強力に
高橋議員要求 国交相「対応する」
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日本共産党の高橋ちづ子議員は16日の衆院予算委員会で、甚大な被害を及ぼしている今冬の豪雪被害について、「災害」という認識に立って、これ以上犠牲者を出さないよう政府の強力な支援を求めました。
高橋氏は、除排雪の機械や操縦者不足など除雪体制の支援や、通学路の確保、弱者対策など、きめ細かい対策が求められると指摘。新潟県では昨年の除排雪経費103億円のうち補助対象は84億円で19億円しか交付されておらず、青森市では1月末で約2億円近い赤字となっていることを強調。社会資本整備総合交付金の対象となる雪寒道路の指定を見直し、実態に合った交付を求めました。
川端達夫総務相は、財政運営に支障がないよう「特別交付税を3月下旬をめどに交付する」と述べ、前田武志国土交通相は「(予算を)かき集めて対応する。調査にも入っている」と答えました。
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