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2012年2月15日(水)

新潟県の独自制度 冬期集落保安要員

除雪・圧雪 活躍 井上議員に増員要請

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(写真)滝沢さん(右端)から話を聞く井上議員(中央)と村山市議=11日、新潟県十日町市

 積雪が4メートルを超えている新潟県十日町市松之山地区では、住民の命と暮らしを守るために冬期集落保安要員が活躍しています。

 山間豪雪地では、生活するために除排雪や、雪を踏み固める圧雪(道つけ)が欠かせません。保安要員制度は新潟県が独自に実施している制度で、孤立的状況にある集落の生活道路の除雪・圧雪、公共施設の除雪、救急患者の輸送、要援護世帯の除雪などを行うもの。十日町市の県の保安要員は現在11人(ほかに市補助の保安要員が4人)。県は、道路除雪が進んできていることや財政的問題などから保安要員を年々減らし、6年前と比べて8人削減しました。

 同地区天水越集落で20年以上保安要員を続けている滝沢安雄さん(54)は、毎朝5時から雪上車で圧雪を行い、終了後はNPO法人「松之山いきいき隊」の一員として要援護世帯の除排雪を行っています。

 11日に訪れた日本共産党国会議員団豪雪対策副本部長の井上哲士参院議員、村山邦一市議と面談。滝沢さんは「大雪で大変だが、責任が重いのでたじろいでいられない。保安要員は集落に1人ずつ配置すべきだ。少額の手当では若い後継者はできない」と語っていました。


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