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2012年2月10日(金)

原水爆禁止世界大会

8月2〜9日、広島・長崎で

実行委が参加よびかけ

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 原水爆禁止世界大会実行委員会は9日、第69回総会を東京都内で開き、「核兵器のない平和で公正な世界のために」をテーマに、8月2日から9日まで、広島と長崎で「原水爆禁止2012年世界大会」を開くことを決めました。「核兵器のない世界」を願うすべての人に、連帯行動と世界大会参加・賛同を呼びかける「よびかけ」を確認しました。


写真

(写真)原水爆禁止世界大会実行委員会の総会で議長団を代表してあいさつする笠井さん=9日、東京都内

ビキニデー成功を

 世界大会議長団を代表して、笠井貴美代さん(新日本婦人の会会長)があいさつし、核兵器廃絶をめざす転換の年にふさわしく成功させようと、呼びかけました。

 運営委員の安井正和さん(日本原水協事務局長)と土田弥生さん(日本原水協事務局次長)が、核兵器廃絶が世界政治の現実課題になっている情勢をはじめ、世界大会や日本の運動の役割について報告しました。両氏は、世界大会を成功させるうえで、「核兵器全面禁止のアピール」署名(新アピール署名)活動や「原爆展」を自治体ぐるみ、地域ぐるみですすめる3月、4月の活動の重要性を強調しました。

 両氏はまた、ことしの原水爆禁止運動の出発点として3月のビキニデー諸行動の成功、4月末に核不拡散条約(NPT)再検討会議準備会合が開かれるウィーンでの「原爆展」と、これに連動した国内での「原爆展」の成功を、それぞれ訴えました。

 討論では、各団体や地域代表が発言しました。「世界大会に、1000人の代表団を送りたい。新アピール署名も100万人分を達成したい」(東京)、「福島原発事故から1年。浜岡原発を抱え、『原発ゼロの運動と連動して、新たな運動の高まりを感じる。ビキニデーをぜひ成功させたい」(静岡)、「ビキニ事件を学べば学ぶほど、いまの原発放射能被害と似ていると思う。まずは大勢ビキニデーに参加して、学び、考え、行動できるようになりたい」(民青)などの報告がありました。


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