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2012年2月7日(火)

京都市長選

二大政党の崩壊進む

市田氏 保守・無党派と共同前進

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(写真)記者会見する市田忠義書記局長=6日、国会内

 日本共産党の市田忠義書記局長は6日の会見で、5日投開票された京都市長選について、「残念ながら、わが党が推薦した中村(和雄)候補は及ばなかったが、大健闘した。中村候補や『刷新の会』のみなさんに心から敬意を表したい」と述べ、「共産党以外のすべての政党が推した門川大作候補とほぼ互角にたたかった」と評価しました。

 中村氏は前回の15万7521票から18万9971票へ、3万2450票増加。得票率は前回37・02%から、今回46・1%に9ポイント増えています。1996年の革新候補が4千票差まで迫った選挙に次ぐ得票率となりました。

 市田氏は、消費税増税反対や原発ノー、国保料値下げなど市民の暮らしと営業の立て直しなどが市長選の争点となったことを振り返りながら、門川陣営が参院比例票の49・1%にとどまったのに対し、中村陣営は213%を得票したと強調。「今度の結果は、二大政党の支持基盤の崩壊が京都でも劇的に進み、保守・無党派の方がたと日本共産党との共同が大きく進んでいることを示している」と語りました。

 さらに、出口調査の結果で、「オール与党」の相乗りが「よくない」と答えた人が57%にのぼり、民主党支持者の4割近く、無党派層の5割が中村氏に投票したと紹介。「当選できなかったのは残念だが、日本共産党以外のすべての政党が寄ってたかって門川氏を推したにもかかわらず、ほぼ互角で、僅差のたたかいだったのは貴重な成果であり、今後のたたかいにつながる確信のもてる結果だった」と述べました。


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