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2012年1月24日(火)

沖縄 防衛相の来県に抗議

緊急集会「新基地アセス許すな」

「日米合意が大前提」強調 田中防衛相

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(写真)田中防衛相沖縄訪問に抗議し、「辺野古新基地反対」とこぶしを突き上げる集会の参加者=23日、那覇市県庁前

 田中直紀防衛相は23日、沖縄県庁を訪れ、仲井真弘多知事と約20分会談しました。田中防衛相は、米海兵隊普天間基地(同県宜野湾市)の同県名護市辺野古への「移設」を決めた「日米合意が大前提」とし、「厳しい声があることは十分承知している。誠心誠意、粉骨砕身努力し、解決の糸口を見いだしたい」と述べ、辺野古新基地建設を押し付ける姿勢を改めて表明しました。

 仲井真知事は「辺野古移設は時間がかかる」として「県外移設」を要求。垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備にも反対の意向を示しました。また「外国の軍隊が存在する限り、地位協定を改定しなければ許容できなくなる」と述べ、地位協定の抜本改定を強く求めました。

 県庁前では田中防衛相の来県抗議の緊急集会が開かれ、約130人が「デタラメな(環境)アセスを許すな」「辺野古新基地建設反対」と怒りの声を上げました。

 沖縄県統一連の大久保康裕事務局次長は「県内『移設』・辺野古新基地反対の沖縄の総意を受け止めるのが政府の役割」と強調。「民主党政権は世界から見て最も恥ずかしい“かいらい政権”だ」と糾弾しました。

 日本共産党の前田政明県議・県副委員長は「今年は(沖縄の祖国)復帰40年。『基地のない平和な沖縄』を願う道理ある県民の訴えを日米両政府に突き付けていこう」と呼びかけました。


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